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 事務局だより


  ■■■    全日聾研会報「99号〜104号」


No.104(平成23年12月15日)

◆「米百俵」の精神が脈々と引き継がれている新潟県長岡市を会場に,第45回全日本聾教育研究大会長岡大会が開催されました。本大会には,全国各地から400名をこえる先生方にお集まりいただきました。天候にも恵まれ成功裡に終了しましたことをご報告いたします。毎年のことながら,大会運営や授業公開にご尽力いただきました大会実行委員長横田敏盛先生(長岡聾学校長)はじめ長岡聾学校,北陸地区の聾学校の先生方には大変お世話になりました。改めてお礼申し上げます。

◆長岡大会には,東日本大震災で被災された東北地区の学校から28名の先生方が参加,研究協議分科会においては5本の実践報告をしてくださいました。復興の最中,諸先生方のご努力には敬意を表します。ありがとうございました。

◆来年度の全国大会は,高知ろう学校を主管校とする中国四国地区が担当します。46回目の全国大会(高知大会)を盛り上げる意味でも,たくさんの先生方に参加していただきたいと思っております。

◆第9回アジア太平洋地域聴覚障害問題会議(APCD2006)を記念して,『全日本聾教育研究大会発表題目一覧(昭和26年〜平成18年)』を発行しました。現在,ホームページで,PDFファイルで提供しています。発行以降,5回の研究大会がありましたので,そのPDFファイルを増補したものに更新したいと考えています。

会報104号で,「PDFファイルで増補します」とのお知らせを載せていただきましたが,本を作成したときのデータが残っていましたので,Exceファイルで提供する形にしたいと思います。


No.103(平成23年7月20日)

◆全日聾研全国大会の今後の在り方を検討していくにあたり、各地区研からたくさんの具体的なご意見を頂戴しました。その他、全日聾研をご支援してくだる各団体の代表の方々や全日聾研OBの方からも貴重なお話をうかがうことができました。そこで一つ気づいたことがあります。聾学校や聴覚障害児に関わっている(関わっていた)人たちは、いかに全日聾研の存在を大切にしているかということです。全日聾研全国大会開催の目的である「教員個々人の指導力・授業力の向上と研究・実践の充実」を再確認させられた時間でした。

◆また、全日聾研変革の時期に、米百俵の精神が引き継がれている新潟県長岡市で全国大会(長岡大会)が行われるというのは、偶然とは思えないような気がしています。長岡聾学校の横田校長先生はじめたくさんの先生方が、一生懸命準備を進めてくれています。ご尽力に感謝申し上げつつ、長岡大会の成功をお祈りしたいと思います。


No.102(平成22年11月19日)

◆今年度の全日聾研北海道大会は,全国から400名以上の先生方にお集まりいただきました。授業研究分科会や研究協議分科会においては,活発な議論が交わされ,参加者にとっては有意義な分科会になったことと思います。授業を公開してくださった先生方,研究発表してくださった先生方,ありがとうございました。ご苦労様でした。

◆開会式ではアトラクションとして,北海道高等聾学校の生徒による和太鼓の演奏が披露されました。生徒個々の技術や息が合った力強いばちさばきには,ただただ感心してしまいました。日ごろの練習の成果が十分発揮された和太鼓演奏でした。生徒は勿論のこと,指導にあたられた先生方に深くお礼申しあげます。

◆北海道大会実行委員長(札幌聾学校長)荒木広式先生,北海道聴覚障害研究会副会長(高等聾学校長)島崎洋二先生,北海道大会事務局長(札幌聾学校教頭)室岡弘明先生他,北海道の先生方のご尽力と聾教育に対する熱意に敬意を表します。来年度は長岡大会です。たくさんの先生方のご参加をお待ちしております。


No.101(平成22年7月12日)

◆昨年度末,本部事務局では,全国の特別支援学校(聾学校)の校長先生を対象に「全日本聾教育研究会全国大会に関する意見調査」を実施しました。調査の目的は,全国大会に対する各学校の意識や状況を把握し,今後の大会運営充実の為の基礎資料とするものです。

◆調査結果を要約してみます。大会の意義を問う質問については「全日聾研大会は,全国的な状況を具体的に知ることができ,教員の専門性向上に資する。」「大会後は校内において,参加者からの報告会を実施しており,情報を学校として共有している。」等,従来と変わらず,大会に対する期待感が強く示される意見がほとんどでした。しかし,教員の派遣や運営についての質問については,「校費にゆとりがない。」「現在の予算規模では地区研だけの派遣で精一杯である。」「発表するという意識を学校として共有することが困難。」等,校費縮減による厳しい状況にあるなどの実態をうかがい知ることができました。今後への提言については,「指定授業・授業研究会を重視する研究会であってほしい。」等,授業を重視し,教員の指導力の向上を図る具体的な意見が出されていました。この場をお借りし,調査にご協力いただきました校長先生方にはお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

◆本部事務局といたしましては,本調査結果の内容を直視し,諸機関と連携をしながら,全国大会の在り方や運営方法を検討していく所存です。今後とも会員の先生方のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。


◆今年度の定期代議員総会をもって,四日市先生は会長職を離れることとなりました。四日市先生には,平成20年から平成21年までの2年間,会長をお勤めいただきました。附属校の校長においては平成18年から4年間お勤めいただきました。その間,アジア太平洋聴覚障害問題会議(APCD2006日本大会)兼,全日本聾教育研究大会(関東大会)が開催されました。APCD2006日本大会では,実行委員会役員として会議や準備に追われ,多忙を極めた1年であったことと思います。

◆また,四日市先生は,全国大会の準備に携わる先生方や事務局員に対して,事あるごとにねぎらいの言葉をかけてくださいました。我国の聾教育のリーダーとしてご尽力いただきました四日市先生に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。


No.100(平成21年11月27日)

◆第43回全日本聾教育研究大会山形大会は、天候にも恵まれ成功裡に終了しました。本大会の運営にご尽力いただきました大会実行委員長花輪先生(山形聾学校長)はじめ山形聾学校事務局の先生方、東北地区の聾学校の先生方には改めてお礼と感謝を申し上げます。

◆山形大会の会議の様子や雰囲気を参加できなかった会員の皆様にお伝えすべく、参加された全国の先生方にレポートしていただきました。学期末のお忙しい中、原稿の執筆にご協力いただきました先生方、ありがとうございました。

◆来年度の研究大会は北海道で開催されます。全国の聾学校・難聴学級・大学関係者の先生方はじめたくさんの方々に参加していただき、大会を盛り上げていただけますことをお願いいたします。


No.99(平成21年7月13日)

◆梅雨明けの待たれる今日この頃、会員の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。先生方は学期末の業務にお忙しいことと思いますが、体調など崩すことのないようにくれぐれもご注意いただきたいと思います。

◆今年度の全日本聾教育研究会会長は、前年度に続き、筑波大学附属聴覚特別支援学校長の四日市章先生にお引き受けいただきました。四日市先生は、筑波大学教授と学校長を兼任していることから、多忙な毎日を過ごされております。このような中においても快く全日聾研の会長職を引き受けていただいたことに感謝申し上げたいと思います。

◆今年4月、全日聾研前事務局長(筑波大学附属聴覚特別支援学校前教務主任)赤根直樹先生(享年58歳)がお亡くなりになりました。赤根先生には事務局長を9年間お勤めいただきました。全日本聾教育研究大会やアジア太平洋地域聴覚障害問題会議などでは陣頭指揮をとられ、大会の企画・運営等にご尽力くださいました。全日聾研、聾学校、そして聴覚に障害のある子どもたちを愛してやまない先生でした。赤根先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。合掌。




        


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