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 事務局だより


  ■■■    全日聾研会報「119号〜121号」


No.121(令和2年9月15日)

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、国は今年2月に全国の小中学校と高等学校に休校の要請を行いました。そして、 その後の緊急事態宣言もあり、休校は多くの地域・学校で5月末まで続きました。その間、不要不急の外出や移動、3密を避けるという感染症拡大防止のための指針も示され、本研究会の 「令和2年度第1回全理事協議会」と「令和2年度定期代議員総会」も書面議決の形で開催せざるを得ませんでした。しかし、こうしたなかでも示唆に富んだたくさんの建設的な意見が寄せられ、それらを可能な限り取り込む形で審議が進められたことは、大変意義深いことであったと感じています。常任理事・理事・代議員の先生方には心から感謝申し上げる次第です。

さて、第54回大会(埼玉大会)が、あと3週間ほどで開幕します。各学校を結んでのWeb会議システムのテストもほぼ終了し、現在は研究集録の公開や研究協議分科会の発表動画の視聴が始まっています。手話や字幕を付けたパワーポイントやビデオ編集ソフトを駆使しての動画による発表は、つい半年前まではあまり目にすることがありませんでした。しかし、そもそもは休校期間中の窮余の策であったはずのオンデマンド教材の作成、そして今回の発表動画の作成を経て、こうしたデジタル技術の応用が教師の保有すべきスキルの一つに位置付けられた事を強く実感しています。今後こうした技術は教育の現場に広く浸透していくことになりそうですが、教育の本質・原点を踏まえた上での活用であれば成果を挙げていくことができるのではないでしょうか。 埼玉大会の成功を祈ります。 

本部事務局についてです。本年度も事務局長橋本時浩 (附属校)・事務局次長石井清一(附属校)が担当させていただきます。本会の発展のために精一杯努力して参ります。何卒よろしくお願いいたします。

事務局長 橋本


No.120(令和2年1月31日)

53回全日本聾教育研究大会 (高岡大会) が開催されました 。 本大会には 、全国各地から大勢の先生方にお集まりいただきました。直前の台風 19号の影響で北陸新幹線が不通になり、予期せぬ事態に慌てましたが、米原経由に路線を変更するなどして皆が必死に富山県を目指しました。お陰様で大会は成功裡に終了いたしましたが、それも一人一人の先生方の大会に対する熱い思いがあればこそだと考えます。本当にありがとうございました。

大会運営や授業公開にご尽力いただきました大会実行委員会会長の沢武淳一先生 (高岡聴覚総合支援学校長) 、同じく事務局長の上田康子先生、また高岡聴覚総合支援学校と富山聴覚総合支援学校、北陸地区の聾・ろう学校の先生方には心より感謝申し上げます。二日間大変お世話になりました。

授業研究分科会や研究協議分科会においては活発な議論が交わされました。研究協議分科会では58本の発表がありました。高岡校は小規模の併置校ではありましたが、 周到な準備がなされ、充実した研究会になりました。授業を担当してくださった先生方、研究発表を行ってくださった先生方、本当にありがとうございました。

◆来年度の54回全日本聾教育研究大会(埼玉大会)は、大宮ろう学園と坂戸ろう学園を主管とし,関東地区聾教育研究会とその加盟22校を協力校として開催されます。たくさんの先生方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

本部事務局 橋本



No.119(令和元年9月15日)

◆5月に行われた全理事協議会、代議員総会において、 高岡大会、 埼玉大会、島根大会の進捗状況について報告がありました。会報の電子化についても審議され、事務局の提案が承認されましたが、この決定を受けて会報も本号からホームページに掲載する形をとらせていただくことになりました。また、これによる経費削減を契機に予算の適切な執行に取り組むことになっています。不慣れな点が多々あることから、ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、万が一不備が生じた際には遠慮なくご意見をお寄せください。研究会の運営について、会員の皆様方と一緒に考えていきたいと存じます。

本年度1017日(木)18日(金)には第53回大会(高岡大会)が開催されます。予備調査が始まる前の段階で、大会事務局が心配していたことは参加者数についてでした。しかし、蓋を開けてみれば、今年度も北海道から九州まで、たくさんの先生方からの参加申込みをいただくことができました。例年と同様に盛会となることが期待されています。申し込み方法や研究集録等の資料の配付については、昨年の北海道大会の方法を踏襲しています。大会の電子化が定着する大会になるはずです。大会で行われる発表・報告について議論を深め、それぞれの学校での教育実践に役立てていただけたらと思います。

◆授業研究分科会や研究協議分科会においては活発な議論が交わされました。参加された先生方にとっては大変有意義な研究会になったのではないでしょうか。授業を担当してくださった先生方,研究発表を行ってくださった先生方,本当にありがとうございました。また,先生方の聾教育に対する熱意に改めて敬意を表したいと思います。

本年度も全日本聾教育研究大会・全国聾学校校長会・家庭教育を考える部会が同時期に行われます。授業公開を中心に進める研究会は、各校の実践や研究の様子を直接ご覧いただけるまたとない機会です。日程調整上の問題があることは承知しておりますが、校長先生方にもぜひ会場にお越しいただけますようお願い申し上げる次第です。

本部事務局についてです。本年度も事務局長橋本時浩 (附属校) ・事務局次長石井清一(附属校)が担当させていただきます。本会の発展のために精一杯努力して参りたいと思います。何卒よろしくお願いいたします。


本部事務局 橋本




        


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