本大会は終了しました
2009/12/25 revised 2010/07/23〜
《設定理由》
我が国においては,国際化,情報化の進展と共に,近年益々重要性を増してきた「知識基盤社会」で生きるために必要な力の育成が,重要な課題としてあげられている。
このような中,学校教育では,新しい学習指導要領の趣旨を生かし,「豊かな心」「健やな体」「確かな学力」を三位一体とする「生きる力」の育成の推進が求められており,特別支援学校(聾学校)においても同様である。
特に,特別支援学校(聾学校)においては,いかに確かな学力を身に付けさせるかというテーマが取りざたされて久しいが,果たしてこれまで確実に学力を身に付けさせてきたのという内省を加えながら,時代に即応した子どもの確かな学力の向上に向けて,取り組んでいかなくてはならない。
そのためには,聴覚障害の子どもの言語能力の育成を図るための学習環境を整え,子どものコミュニケーションや感性,情緒の基盤である言語活動を充実させるとともに,基礎的・基本的な知識及び技能の習得・活用を図る学習活動をはじめ,知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力の醸成を図ることが課題となってくる。
今後,特別支援学校(聾学校)がこれまで培ってきた専門性を継承しつつ,さらに子ども達や保育者のニーズに対応する専門性の習得を保障し,子どもの確かな学力の向上を目指して,子ども一人一人の言語活動が充実した授業の在り方を探ることがきわめて重要であるとの認識のもとに,本大会主題を設定した。
北海道高等聾学校 北海道小樽聾学校 北海道函館聾学校
北海道室蘭聾学校 北海道旭川聾学校 北海道帯広聾学校 北海道釧路聾学校
文部科学省 北海道教育委員会 札幌市教育委員会 小樽市教育委員会
全国特別支援学校長会 北海道特別支援学校長会 全国聾学校長会
北海道聾学校長会 全国聾学校教頭会 北海道聾学校教頭会
全国聾学校PTA連合会 北海道聾学校PTA連合会 小川再治研究協賛会
全国公立学校難聴言語障害教育研究協議会 北海道言語障害児教育研究会
北海道教育弘済会 財団法人聴覚障害者教育福祉協会
社会福祉法人全国心身障害児福祉財団
月日 | 時間 | 内容 | 会場 | 備考 | |
10月12日(火) | 13:30〜14:15 | 全日本聾教育研究会理事会 | 札幌コンベンションセンター | ||
14:30〜15:30 | 大会運営委員会 | ||||
15:40〜16:40 | 係打ち合わせ会 (研究協議分科会) |
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16:40〜17:15 | 係打ち合わせ会 (学部・寄宿舎研究会) |
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【大会1日目】 | |||||
10月13日(水) | 8:30〜9:00 | 受付 | 札幌校・高等聾 | ||
小低・小高・中・高 | 幼稚部・乳幼児相談室 | 寄宿舎(VTR公開) | |||
9:10〜10:00 | 公開授業 | 9:10〜9:50 公開授業 | 9:10〜9:50 指導公開(札幌聾) | ||
10:10〜11:00 | 指定授業 | 10:00〜10:40 指定授業 | 10:00〜10:40 指導公開(高等聾) | ||
11:00〜12:30 | 移動・昼食 | 札幌コンベンションセンター | |||
13:00〜13:30 | アトラクション(予定) | ||||
13:30〜14:00 | 開会式 | ||||
14:00〜16:30 | 学部・寄宿舎研究分科会 | ||||
【大会2日目】 | |||||
10月14日(木) | 9:00〜 | 受付 | 札幌コンベンションセンター | ||
9:30〜12:00 | 研究協議分科会 | ||||
12:00〜13:00 | 昼食 | ||||
13:00〜16:30 | 研究協議分科会 | ||||
【大会3日目】 | |||||
10月15日(金) | 9:00〜 | 受付 | 札幌コンベンションセンター | ||
9:30〜11:00 | 記念講演 | ||||
11:00〜11:30 | 閉会式 |
討議の柱 | 助言者 | ||
乳幼児 相談室 |
親子での豊かなコミュニケーション | 信州大学 全学教育機構 教職教育部 |
准教授 庄司 和史 |
幼稚部 | コミュニケーション意欲を高める授業づくり | 筑波大学附属久里浜 特別支援学校 |
副校長 松本 末男 |
小低部 | 小低部における確かな学力の向上を目指した 授業づくり |
金沢大学 人間社会研究域学 校教育系 |
准教授 武居 渡 |
小高部 | 小高部における確かな学力の向上を目指した 授業づくり |
北海道教育庁学校教育局 特別支援教育課 |
指導グループ 大塚 雅彦 |
中学部 | 中学部における確かな学力の向上を目指した 授業づくり |
江戸川区教育委員会 指導室 |
教育指導調査員 林 茂和 |
高等部 専攻科 |
自立や社会参加に向けた授業づくり | 筑波技術大学 障害者高等教育 研究支援センター |
教授 佐藤 正幸 |
寄宿舎 | 生きる力を育てる寄宿舎の指導 | 北海道旭川聾学校 | 専門寄宿舎指導員 山根 昭治 |
No | 分科会名 | 研究主題 | 助言者 | 運営担当校 | |
1 | 早期教育T (早期発見 早期療育 乳幼児教育) |
乳幼児の豊かな発達を 促すための 早期教育について考える |
目白大学 保健医療学部 言語聴覚学科 |
学科長 教授 齋藤 佐和 |
旭川校 |
2 | 早期教育U (幼稚部教育) |
豊かなコミュニケーションを 身につける 幼稚部教育について考える |
筑波大学久里浜 聴覚特別支援学校 |
副校長 松本 末男 |
旭川校 |
3 | 教科指導法T(文系) | 確かな学力の向上を目指した 授業づくりについて考える |
北海道教育庁 学校教育局 特別支援教育課 指導グループ |
指導主事 大塚 雅彦 |
札幌校 |
4 | 教科指導法U(理系) | 確かな学力の向上を 目指した授業づくりについて 考える |
江戸川区教育委員会 指導室 |
教育指導調査員 林 茂和 |
札幌校 |
5 | 重複障害教育 | 一人一人の障害の状態に 応じた 授業づくりについて考える |
愛知教育大学 障害児教育講座 |
教授 都築 繁幸 |
室蘭校 |
6 | 寄宿舎教育 | 生きる力を育てるための 寄宿舎教育について考える |
北海道旭川聾学校 | 専門寄宿舎 指導員 山根 昭治 |
帯広校 |
7 | 自立活動T (発音・発語, 聴覚活用, 聴覚補償工学) |
生きる力をはぐくむ 自立活動について考える |
東京大学 | 客員教授 大沼 直樹 |
札幌校 |
8 | 自立活動U (コミュニケーション) |
生きる力をはぐくむ コミュニケーションについて 考える |
上越教育大学 特別支援教育コース |
教授 我妻 敏博 |
高等聾学校 |
9 | 進路指導・職業教育 | 特別支援学校(聾学校)に おける進路指導・職業教育に ついて考える |
国立特別支援教育 総合研究所 教育支援部 |
総括研究員 原田 公人 |
高等聾学校 |
10 | センター的機能 | 特別支援学校(聾学校)に 期待される センター的機能について考える |
北海道教育大学 札幌校 障害児教育 |
教授 三浦 哲 |
旭川校 |
11 | 総合的諸問題 | 聴覚障害教育における 諸問題について 総合的に考える |
国立特別支援教育 総合研究所 企画部 |
総括研究員 藤本 裕人 |
高等聾学校 |
(1)演題 『授業研究と授業改善』(仮題)
(2)講師 国立教育政策研究所 研究企画開発部 総括研究官 千々布 敏弥 氏
(1)開会の辞 | 全日本聾教育研究会副会長 |
(2)挨拶 | (1)全日本聾教育研究会会長 |
(2)北海道大会実行委員長 (北海道聴覚障害教育研究会会長,北海道札幌聾学校長) |
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(3)祝辞(予定) | (1)文部科学省初等中等教育局視学官 |
(2)北海道教育委員会教育長 | |
(3)札幌市教育委員会教育長 | |
(4)全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会会長 | |
(4)来賓紹介 | 北海道聴覚障害教育研究会副会長 |
(5)閉会の辞 | 全日本聾教育研究会副会長 |
(6)日程説明・諸連絡 | 大会事務局 |
(1)開会の辞 | 全日本聾教育研究会副会長 |
(2)挨拶 | (1)全日本聾教育研究会会長 |
(2)北海道大会実行委員長 (北海道聴覚障害教育研究会会長,北海道札幌聾学校長) |
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(3)全日本聾教育研究会副会長(次期開催校校長) | |
(3)閉会の辞 | 全日本聾教育研究会副会長 |
会員 4,000円 会員外 5,500円
1部 4,000円(事後収録代及び送料を含む)
申込・送付 締切日 | 振込期限 | |
大会参加・研究集録 | 平成22年 8月2日(月) | |
研究発表申込 | 平成22年6月11日(金) | |
研究発表原稿提出 | 平成22年7月9日(金) | |
宿泊(斡旋等)昼食等申込 | 平成22年6月4日(金) |
第44回全日本聾教育研究大会(北海道大会)事務局
〒001-0026 札幌市北区北26条西12丁目
TEL 011-716-2979
FAX 011-758-7617
E-mail:(大会事務局専用アドレス)
U R L:
大会実行委員長 校長 荒木 広式
大会事務局長 教頭 室岡 弘明