本大会は終了しました
〜聴覚障害教育の専門性を活かした授業づくり〜
(設定の理由)
国においては,平成18年6月21日に公布され,平成19年4月1日から施行された学校教育法の一部改正により,これまでの特殊教育から特別支援教育への転換を図ることになった。今後は,特別支援学校や特別支援学級などの特別な場で障害の種類や程度に応じた適切な教育を行うだけではなく,教育全体の中で,障害のある幼児児童生徒の特別な教育的ニーズを把握し,必要な教育の支援や保障をすることが望まれている。
これからの特別支援教育体制の中において,聾学校等が真に聴覚障害教育の専門性を有している教育の場として確固たる地位を築いていくためには,幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズや聴覚障害の状況等に応じて配慮を行いながら日々の授業を展開し,幼児児童生徒相互の豊かなコミュニケーションの力を育て,自立し社会参加するための基盤となる「生きる力」を培うためのひとつとして,着実に学力を定着させることが必要である。
そのためには,実態把握(Assessment),計画(Plan),実施(Do),評価(Check),改善(Action)を行うというマネジメントサイクル(APDCA)に基づいた授業改善を計画的・継続的・組織的に進めることにより,聾学校等がこれまで積み上げてきた専門性の上に,時代の要請に応じた新たな専門性を身に付けることが必要であると考え,本主題を設定した。
広島県立広島南特別支援学校(公開授業,指定授業,公開指導,寄宿舎公開)
(財)広島市文化財団アステールプラザ(アトラクション,開会式,学部・寄宿舎研究会,研究協議分科会,閉会式)
広島国際会議場(学部・寄宿舎研究会,研究協議分科会)
【公開授業・指定授業】 広島南特別支援学校 9:45〜11:40
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【移動・昼食】広島南特別支援学校からアステールプラザへ(シャトルバス運行)
11:45〜13:30
【アトラクション】広島南特別支援学校生徒による「踊りと太鼓」
13:30〜13:50
【開会式】アステールプラザ 大ホール
14:00〜14:30
【学部・寄宿舎研究会】アステールプラザ及び広島国際会議場
14:45〜16:30
受付 9:00〜
【研究協議分科会】アステールプラザ及び広島国際会議場
9:30〜16:30
受付 9:00〜
【記念講演】 アステールプラザ 大ホール 9:30〜11:00
(仮題)「特別支援学校における聴覚障害教育の現状と課題」
講師 大沼 直紀(国立大学法人 筑波技術大学学長)
【閉会式】 アステールプラザ 大ホール 11:10〜11:40
【展示】全国聾学校絵画展作品(アステールプラザ内 市民プラザ 3日間)
補聴器,人工内耳,福祉機器等
(アステールプラザ内 市民プラザ 15日,17日)
○交通案内
大会1日目 広島南特別支援学校へお越しの際には,各自でお越しくださいますようお願いいたします。バス(広島バス24番),タクシーが便利です。後日,詳しい地図,交通のご案内を送付いたします。
○大会について
本校では,平成18年度から「豊かなコミュニケーションを基盤とした学力の向上をめざして〜聴覚障害教育の専門性を活かした授業作り〜」をテーマとし,聴覚障害教育の専門性を活かした授業作りを行うことにより,豊かなコミュニケーションを基盤とした学力を向上させることができると考えて教育研究を推進してまいりました。 公開授業,指定授業では,実際に授業を御覧いただき,午後からの協議会では,研究テーマに沿って研究協議をすすめていきたいと考えております。研究協議では,全国の先生方の豊富な実践から御意見をいただきながら,明日の幼児児童生徒への指導に活かせるように充実した協議,情報交換を行うことができればと思います。
なお,本大会開催にあたりまして,中国地区ろう教育研究会の各学校に御支援,御協力を頂きながら準備を進めてまいりました。皆様が大会に参加してよかったと思えるよう,大会当日まで準備作業を続けてまいりたいと思います。
是非多くの皆様のご参加をお待ちしております。
第42回 全日本聾教育研究大会(広島大会)実行委員会事務局 〒730-0822 広島市中区吉島東二丁目10-33 広島県立広島南特別支援学校 全日聾研事務局内 TEL:082‐244‐0421 FAX:082‐244‐0423担当(重岡、沖) E-mail: (事務局専用アドレス) |