第9回アジア太平洋地域聴覚障害問題会議(The 9th Asia-Pacific Congress on Deafness)第40回全日本聾教育研究大会APCD2006 日本 実行委員長大沼 直紀 (筑波技術大学長)
本大会は終了しました
1 大会名称 第9回アジア太平洋地域聴覚障害問題会議
第40回全日本聾教育研究大会 2 大会主題 「聴覚障害教育の専門性の継承・革新・共有」 設定理由
日本には聴覚障害児が幼稚園から大学に至るまで通常の教育機関に通って学べる教育システムのほかに、約100の聾学校と、一つの聴覚障害者のための国立大学があります。これらの聴覚障害者のための教育機関には0歳の難聴乳幼児から教育を開始し大学教育を終えるまで、22年間にわたる一貫した専門的な教育プログラムが整っているのが特徴です。 この22年間の教育に当たる5200名の教員で組織された全日本聾教育研究会は年一回日本各地の聾学校が当番校となって全国規模の大会を開催してきました。この研究大会は2006年には第40回を数えます。この研究大会は、いわゆる学会の学術研究発表よりも、教室での研究授業公開と授業方法の研究協議に重きをおいた多分に教育実践的なものとしてその伝統が受け継がれてきました。 私たちAPCD実行委員会は皆様に是非とも日本の聾学校における教室の授業見学と教員の教育実践報告を通して、アジア太平洋地域および世界の聴覚障害者の発達に関わる諸問題の解決に向かって協議してほしいと願い、日本で初めて開催されるAPCDを第40回全日本聾教育研究大会と共催で開催することにしました。 聴覚障害児の発達と社会自立を促すには、殊更に関係者に専門性が要求されるものです。日本のみならずアジア太平洋地域の国々においても、先人の実践から築きあげられた聴覚障害教育の内容、方法、技術、知見等が、次の世代に伝えられない状況が生まれています。聴覚障害教育の専門性の「継承」が欠かせません。また、近年の科学の進歩と社会の変化の中で、人工内耳による聴覚補償やITを駆使した情報保障、あるいは手話の役割など、新しい聴覚障害者教育の環境創りに向けての「革新」が求められています。そして、私たちアジア太平洋地域の専門家は、それぞれの国で継承され、革新された教育的財産を、国情や文化の違いを互いに理解した上で、適切に「共有」していくことが最も重要なことです。 APCD実行委員長 大沼 直紀 3 会 期 2006年(平成18)年10月9日(月)〜12日(木)
4 会 場
(1)開会式・全体会・・・・・・・・文京シビックホール 全国聾学校絵画展 (2)研究協議分科会・・・・・・・・椿山荘 全国聾学校絵画展 歓迎レセプション・・・・・・・椿山荘 (3)公開授業、指定授業・・・・・・筑波大学附属聾学校 学内見学・研究協議分科会・・・筑波技術大学 (4)全体会・閉会式・・・・・・・・文京シビックホール (5)スタディビジット・・・・・・・東京都立葛飾ろう学校・東京都立大塚ろう学校 東京地区(文京シビックホール,椿山荘 他) 市川地区(筑波大学附属聾学校、和洋女子大学) 筑波地区(筑波技術大学) 5主催
APCD2006日本組織委員会、実行委員会 6 主管校 筑波大学附属聾学校 筑波技術大学
7 協力校 全日本聾教育研究会加盟校 他
8後援(予定)
9役員
小委員会委員長
10 日程(大会内容) 案
PDFファイルでご覧ください。 PDFフファイルを見るためには Adobe Reader が必要です。 11 大会概要
平成18年10月9日(月) 文京シビックホール
I.開会式 (1)開会の辞・・・APCD2006日本実行委員長 (2)挨拶(予定)
(3)祝辞(予定)
(4)来賓紹介・・・関東地区聾教育研究会会長 (5)閉会の辞・・・APCD2006日本実行委員長 (6)日程説明、諸連絡・・・APCD2006日本大会事務局 II.基調講演1 【演題】 アジア会議の過去、現在、未来 【講師】 ボウ・スイメイ女史 (前ホンコン聾学校校長・アジア太平洋聴覚障害問題会議会長) 全体会1 【演題】 今日のアジア諸国における聾教育 【講師】 各国代表6名 中国・台湾・韓国・スリランカ・フィリピン・日本 平成18年10月10日(火) 椿山荘
III .研究協議分科会
IV.家庭教育を考える部会
この部会は、保護者が企画・運営するもので、メールや薬物等の危険を知り それを家庭教育で防止することに役立つ二つの講演会と児童・生徒の成長段階 に応じた家庭教育の成功事例、問題点や対策等を報告・検討する3つの小分科会 を実施します。 講演1「メール、チャット等に潜む危険性(仮題)」講師 警察庁より 講演2「薬物乱用問題」講師 伊藤芳久氏(日本大学薬学部教授) 分科会
V.ウエルカムレセプション 大会2日目の夕方にウエルカムレセプションを開催致します。 登録料に参加費用が含まれておりません。 2006年10月10日(火) 16:30〜18:30 椿山荘「プラザ会場オリオン」 平成18年10月11日(水) 筑波大学附属聾学校・筑波技術大学
VI.午前−公開授業、指定授業 午後−幼・小・中・高・専・舎の研究協議会 (筑波大学附属聾学校) VII.午前−学内見学・講演会 午後−研究協議分科会(高等教育分科会) (筑波技術大学) 平成18年10月12日(木) 文京シビックホール
VIII.基調講演2 【演題】 これからの聾教育 【講師】 グレッグ・レイ氏 (オーストラリア王立盲聾教育研究所教授) 全体会2 【演題】 これからの聾教育 【講師】 グレッグ・レイ氏 、日本聾話学校(未定)、大杉 豊氏 IX.閉会式 (1)開会の辞・・・APCD2006日本実行委員長 (2)挨拶(予定)
(3)閉会の辞・・・APCD2006日本実行委員長 X.スタディビジット 希望者のみのバスツアー 東京都立大塚ろう学校・東京都立葛飾ろう学校 12 使用言語 日本語・英語
*全体会・大会行事・分科会・協議会全てに英語・手話の通訳が付く予定です。 13 参加資格
は、どなたでも登録できます。 14 参加登録について
15 大会参加費
(1)全日聾研会員10,000円(参加費5,000円、資料代5,000円) *「家庭教育を考える部会」以外の全てのセッションへの参加 *プログラム、参加者リスト、概要ブックなどの書類 *ネームバッジ、コングレスバッグ
(2)「家庭教育を考える部会」(保護者の会)参加費5,000円 「家庭教育を考える部会」、開会式、閉会式 *プログラム、参加者リスト、概要ブックなどの書類 *ネームバッジ、コングレスバッグ
(3) 非会員参加費 15,000円 *「家庭教育を考える部会」以外の全てのセッションへの参加 *プログラム、参加者リスト、概要ブックなどの書類 *ネームバッジ、コングレスバッグ
レセプション 10,000円
((1)(2)(3)の参加費ともレセプション代は含まれてい ません。) 【キャンセル及び払い戻しについて】
16 研究発表の申し込み方法
17 発表の方法
ア 口頭発表 口頭発表は、Q&Aを含んで 15 分です。 Power Pointによる発表(プロジェクターを使ったプレゼンテーション)Power Point2002(2003)をインストールした WindowsXPのノートパソコンをプロジェクターに接続して、大会事務局が準備します。それ以外の場合はプロジェクターに接続できるノートパソコンをご自身で用意してください。 イ ポスター発表 発表者に発表場所、発表日時とポスターの展示場所をお知らせしますので、ご自身でポスターを貼ってください。 使用できる面積は1発表あたり横幅80p×縦150p以内です。 ウ ア、イともに10月10日(火)に行います。 分科会Hは10月11日(水)筑波技術大学で行います。11日H分科会に参加(発表)する方は、10日の椿山荘における分科会も必ずお選びください。 エ 分科会
18 大会事務局および連絡先
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